2017年の愛媛国体で山岳競技が行われる愛媛県西条市は27、28の両日、同市小松町新屋敷の石鎚山ハイウェイオアシス館で、応募してきた小学4~6年生を対象に、突起物のある壁をよじ登るクライミング体験教室を開いている。 なじみの薄い山岳競技の普及を図ろうと12年から実施。27日午前の部には市内の21人が参加し、青野勝市長が「国体が終わればおしまいではなく、西条で活気が出るように(山岳競技を)応援したい」とあいさつした。 国際山岳連盟公認の国際コースセッター東秀磯さん(53)=東京=からアドバイスを受けた児童は初級―上級のコースに挑戦。手前にせり出すように傾斜のついた高さ2.7メートルの壁に挑み、10個以上の突起物を順番につかみながら登った。
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