愛媛県最南端、愛南町沖の鹿島で「シーウォーカー」が始まった。25日は西海地区の小学5、6年生19人が招待され、夏休み中の親子連れや子どもたちがサンゴの花畑散策を楽しんでいる。 「シーウォーカー」は、肩まで覆う大きなヘルメットに地上から空気が送られ、泳ぐのが苦手な人でも海中散歩できるのが特徴。サンゴや熱帯魚に加え、小魚も群れる豊かな海を知ってもらおうと、昨年、えひめ南予いやし博の同町の目玉イベントとして四国で初めて導入された。 舞台となる鹿島の船着き場周辺は桟橋に沿ってサンゴが群生。水深2.5~5メートルの砂地の海底を歩きながら、熱帯魚や時折訪れるキビナゴの群れを観察できる。 8月31日まで毎日、9月は土日祝日に実施。問い合わせは西海観光船=電話0895(82)0011。同社ホームページから予約する。
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