愛媛県の四国中央、新居浜、西条の東予東部3市で8月1日、入院や手術を要する夜間の小児2次救急広域輪番制がスタートする。地域の小児科医不足に対応するため、4病院が3班に分かれ交代で毎日診察する。3市の医師会長や市長らが24日、新居浜市内で発表した。 輪番は、県立新居浜病院(新居浜市本郷3丁目)▽住友別子病院(同市王子町)▽四国中央病院(四国中央市川之江町)と西条中央病院(西条市朔日市)―の3班交代制。県医療対策課によると、3市は宇摩と新居浜・西条の二つの医療圏域に分かれており、圏域を越えた輪番制導入は県内で例がない。最大1時間以上かかる市外の病院を紹介されるケースも生じる。
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