愛媛ゆかりの著名人が講師を務めるふるさと大学「伊予塾」(実行委員会、愛媛新聞社主催)の第45回講座が16日、松山市道後公園の市立子規記念博物館であった。日本芸術院会員で日展前理事長の寺坂公雄さん(81)が「日本洋画の黎明(れいめい)期から今 愛媛洋画家たちの青春」と題し、約250人に西洋と日本の美術の違いや、愛媛の文化発展への思いを語った。 寺坂さんは1933年広島市生まれ。母の郷里・松山に転居後、旧制松山中、愛媛大教育学部美術科などを経て上京。54年、日展初入選、2001年に文部科学大臣賞を受賞し、05年日本芸術院会員。13年から日展理事長を務めた。
↧