第37回愛媛アマ囲碁最強戦(愛媛新聞社主催)最強位決定戦3番勝負の第2局が16日、愛媛県松山市のホテルであり、現最強位の田中正人六段(66)=松山市余戸南4丁目=が挑戦者の高下達也六段(52)=同市御幸1丁目=に連勝。第1回から37回連続で「最強」の栄誉を手にした。 第2局は242手で黒番の田中六段が7目半勝ち。終盤まで気の抜けない展開だったが、188手で高下六段が秒読みとなった時点から差が開き始めた。 田中六段は「中盤に負けを覚悟した局面もあった」と振り返り、「勝ち続けるのは大変なこと。ただ、囲碁を楽しみながらできた」と総括。一方の高下六段は「田中六段は勝負どころに強い。もっと勉強しないといけない」と話した。
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