同時選だった愛媛県知事選と松山市長選から一夜明けた17日、愛媛新聞は松山市大手町1丁目の本社で、ともに現職で再選された中村時広氏(54)と野志克仁氏(47)を招いてインタビューした。 両氏は、2期目の抱負や公約実現への道筋を語ったほか、四国電力伊方原発の再稼働問題や「松山分水」問題への見解を示し、新たな県市連携の構想も打ち出した。 中村氏は「愛媛をサイクリングパラダイスにする観光振興」を目玉に掲げ、県内の全20市町で一斉にサイクリングするといった試みを提唱。 野志氏は、国や県に支援を求めながら「低床の連結路面電車の導入や、伊予鉄道路面電車の松山空港への延伸を進めていきたい」と展望を述べた。
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