愛媛県伊予市の公共交通計画を話し合う市地域公共交通会議が17日、同市米湊の市中央公民館であり、旧伊予市地域で2015年7月から運行開始予定のコミュニティーバスの実証運行計画案を承認した。 会議では、運行曜日やダイヤなどが初めて示され、ルートは三秋―八倉▽鵜崎―新川▽平岡―新川▽郡中循環▽市街地循環―5路線で、運賃は一律200円(障害者などは半額)となっている。 バスは、買い物や通院の際に公共交通の利用が困難な「交通空白地域」の解消などが目的で、住民アンケートや住民説明会で出た意見を基に計画を作成した。 会議にはバス業者や四国運輸局、住民の代表者ら15人が出席。委員からは「運転免許証の自主返納者への割引措置を検討してほしい」「デマンドタクシーを検討してほしい」などの意見があった。
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