「創ろう つなごう 愛媛の文化」をテーマに掲げ開催している県民総合文化祭のメーン事業「総合フェスティバル」が15日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであった。高校生とプロゲストらが一緒に作り上げる華麗なステージが、来場者約3千人を魅了した。 フェスは高校総合文化祭と合同で開いており、松山南高吹奏楽部がプロのサックスユニット「Generation GAP」と演奏して幕開け。「花鳥風月」の4幕で構成した舞台で、音楽や踊りの華やかなパフォーマンスを繰り広げた。 踊絵師(おどりえし)の神田サオリさんは、ピアニスト相原美月さん(松山市出身)とバイオリニスト木嶋真優さんの奏でる曲に合わせて舞い、美しい絵を描いた。県内高校の選抜生徒で結成したサクソホンアンサンブルの演奏や、昨年バレエの世界大会ジュニア男子で銀メダルに輝いた野中悠聖君(松山東中3年)とバレエダンサー山本康介さん(今治市出身)が華麗な演技を披露し、客席が酔いしれた。
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