愛媛県宇和島市が発信元のご当地おにぎり「地にぎり」を県内外から集めた「四国地にぎりサミット」が15日、同市の中心商店街であり、変わり種のおにぎりに家族連れらが舌鼓を打った。 市内や周辺市町など愛媛、高知、長野、沖縄の4県から計27団体が出店。宇和海特産のマダイを使ったクリームドリアをコロッケ風に揚げたおにぎり、愛媛の秋の風物詩の味と具そのままの「芋炊きおにぎり」、信州名物のそばやワサビをあしらったおにぎり、宇和島で昨年から開かれている一般公募の「地にぎりグランプリ」で受賞した作品など40種類以上が並んだ。 開始直後から、食べ比べを楽しむ人たちで各団体のブースは大にぎわい。正午までに大半が完売した。「地にぎり大使」のアイドルグループ「ひめキュン フルーツ缶」のライブやメンバーが考案した地にぎりセット争奪じゃんけん大会などもあり、盛り上がった。 地にぎりは、宇和島商工会議所青年部が地域活性化に向けて普及に力を入れている地元特産品を使ったアイデアおにぎり。サミットは、宇和島商議所が創立100周年事業の一環で初めて実施した。
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