新体操の日本一を競う全日本選手権（１４～１６日、東京都国立代々木競技場体育館）に、愛媛の聖カタリナ高新体操部が団体では県勢として初出場する。瀬野主将は「つかみとった夢の舞台で、悔いの残らないよう最高の演技がしたい」と決勝進出に向け、意気込んでいる。 女子団体には、大学日本一の東京女体大など１４チームが参加。クラブとリボン・ボールの２種目が行われ、各８チームが種目別決勝に進む。同校はクラブを使った演技で競った８月の全国高校総体で６位入賞し、出場権を獲得した。 精神的な柱の瀬野、表現力豊かでけん引役の吉田をはじめ、動きが美しい大隅、手具操作がうまい城戸、徒手能力の高い加藤の５人で構成。 選手の意識が高まったのは、全国高校総体前の７月、国体に向けた強化事業の一環として元五輪代表の中田真美さんの指導を受けたときだという。脚を締めるタイミング、試合への気持ちの持っていき方など、トップレベルの多くの技術を学んだ。総体では技術に加え、難しい技や連携を含む構成面でも評価され、６位入賞に結びつけた。
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