愛媛大紙産業イノベーションセンター(四国中央市妻鳥町)の開設記念シンポジウムが11日、四国中央市内であり、行政や紙関連企業・団体関係者約200人が紙産業の最先端研究の動向に耳を傾けた。 センターは愛媛大が4月に県紙産業技術センター内に設置。企業ニーズを踏まえ、紙産業の研究機能強化や新技術の開発などに取り組む。 シンポでは、東大大学院農学生命科学研究科の磯貝明教授が基調講演。新しい循環型ナノ素材で、製紙用パルプに使われる植物由来の繊維を特殊な技術で細分化した「セルロースナノファイバー」を紹介した。
↧