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国内養殖世界視野に 宇和島で近畿大准教授講演

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 宇和海の水産業活性化を目的とした公開セミナーが10日、愛媛県宇和島市丸之内3丁目のサブライムホールであり、近畿大農学部の有路昌彦准教授が国内養殖業の現状と対策を解説した。参加した水産関係者や市町職員約140人は、ブリやマダイなどの養殖魚の国際市場での可能性を学んだ。 公開セミナーは、文部科学省補助事業「地域イノベーション戦略支援プログラム」の一環で、県や愛媛大などで構成するえひめ水産イノベーション創出推進協議会が主催した。昨年に続き2回目。 有路氏は「日本の養殖業者の採るべき販売戦略」と題し講演。所得低下や少子高齢化、豚肉や鶏肉への需要の移動などから、水産物市場の縮小を説明。一方、海外では人口増加に加え、高品質水産物のニーズが拡大傾向と分析し「国際市場を視野に入れた戦略づくりが必要」と説いた。

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