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須恵器の変遷を紹介 県歴博で300点展示

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 古墳時代(1600年前)に日本へ伝わった須恵器を集めたテーマ展「すえのうつわもの―館蔵の須恵器紹介―」が、愛媛県歴史文化博物館(西予市宇和町卯之町4丁目)で開かれている。2015年4月5日まで。 須恵器は朝鮮半島から伝わった焼き物で、名称は平安時代の文献に「須恵宇都波毛乃」(すえのうつわもの)と記載されていたことなどに由来する。登り窯や平窯を用いて高温で焼くため、灰黒色で硬く、保水性の高さが特徴。同展では館蔵の約300点を展示している。 大小谷谷窯跡(四国中央市金生町)で見つかった7世紀後半ごろの大型の円面硯(えんめんけん)は、直径約32センチと県内で出土した最大のすずり。窯跡から出土したことは需要があったことを意味し、複数人で使用したか、大型の筆用に作られた可能性がある。

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