さまざまな虫や動物の抜け殻を集めた「ぬけがらコレクション―脱皮で変身する生き物たち」が20日、愛媛県久万高原町若山の面河山岳博物館で始まった。9月1日まで。 同館の第47回特別展として、町と愛媛新聞社が主催。生き物の生態を知り、身近な自然に目を向けるきっかけにしてもらおうと、トンボやチョウなどの昆虫、カニやエビなどの甲殻類を中心に約150種の抜け殻を公開している。子どもたちはバッタやトンボなどが脱ぎ捨てた多彩な殻にくぎ付け。大型のクモや長さ約3メートルのヘビの皮に目を見張った。 松山市和泉南1丁目の西嶋大祐ちゃん(5)は「エゾゼミの抜け殻がかっこよかった」と楽しんでいた。
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