ボーイスカウト西条第６団所属の小学３～５年生と保護者２０人が２０日、「西条ブルーベリー農園」（愛媛県西条市飯岡）で収穫作業を体験した。紺色に熟した実を摘み取り、甘酸っぱい味を堪能した。 名古屋市から移住してきた農業寺田将人さん（４０）が２０１１年に園を開いた。農園のうち、開放している約１０アールの園地では、８品種のブルーベリー約２トンが収穫できる。 この日が今季初開園で、寺田さんが「紺色に熟したものが甘くてお薦め」と助言。参加者は収穫用の籠を片手に摘み取っていった。木々の間から一円玉サイズに育った実を見つけると「めっちゃ大きいの見つけた」と歓声が上がった。 収穫しては次々に口に入れる子もおり、西条市神拝小５年松尾大士君（１１）は「青いのが甘くておいしく、友達が採ったのも食べてしまった」と笑顔を見せた。 開園は９月上旬まで。摘み取り体験料は小学生５００円、大人１０００円。
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