愛媛県内でドメスティックバイオレンス(DV)相談を担当する職員の研修が28日、松山市であった。NPO法人フェミニストサポートセンター・東海理事長の隠岐美智子さんが、被害者に精神的な苦痛を与えてしまう二次被害などについて講演した。 市町職員ら約60人が受講。隠岐さんは「切れ目のない相談のためには二次被害があってはならない。関係を切らない、相談者を逃がさないことが大切」と訴え、最初の相談を長期的な支援につなげるよう求めた。 またDVの責任は加害者にあるが、被害者は自身にも非があると思い込むと述べ「悪いのは100パーセント加害者だ」と強調した。
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