愛媛県警と児童相談所、県子育て支援課は28日、松前町西古泉の県警察学校で児童虐待を受けている恐れがある児童の保護を想定した合同訓練を行い、迅速な対応や連携の在り方を確認した。 訓練は、児童虐待の疑いがある家庭を県警と児相職員が訪問したが、保護者が調査を拒んでいると想定した。 強制的に室内に立ち入ることのできる「臨検・捜索許可状」のない状態で、保護者に「体調が悪い」などと聴き取りを拒否される中、粘り強く説得。子どもの身体が危険と判断した警察官が、警察官職務執行法に基づいて屋内に立ち入り、児童を一時保護した。
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