「風早の火事(ひのこと)祭り」と呼ばれる愛媛県松山市八反地の国津比古命神社の秋祭り恒例のみこし落としが12日にあり、勇壮なフィナーレに大勢の住民らが沸いた。 みこしを壊して来年に向けて新調することで、再生や豊作を祈る儀式とされる。神社境内から39段ある石段に転がし、中に入っている神様の分霊(わけみたま)を奪い合う。かき手は「ヨイサッ」と声を合わせ石段を駆け上がり、真っ逆さまにみこしを放り投げた。
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