「建築士の日」(7月1日)に合わせ、愛媛県建築士会松山支部(赤根良忠支部長)は13日、支部の建築士が参加者30人と一緒に美術館や学校などの建築物を訪れるイベント「建築巡礼」を開き、それぞれの歴史に思いをはせた。 建築について親しんでもらおうと、同支部が毎年コースを変更して実施。今年は道後温泉や松山地方気象台など松山市中心部を歩いた。 同市持田町3丁目の持田幼稚園では、園舎について支部会員が、国の重要文化財に指定された八幡浜市立日土小の校舎と同じ設計士松村正恒氏(1913~93年)であると紹介。各部屋に風の通り道となる窓があり、北側の部屋にも南から太陽光が入る工夫などを説明した。
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