愛媛産のおいしいマグロですよ―。宇和島水産高校の女子生徒で結成された「フィッシュガール」が13日、松山市一番町3丁目の松山三越で県産マグロの解体を披露。買い物客らに地元の水産物の品質の良さをアピールした。 同校水産食品科の2、3年生は実習でマグロ解体に取り組み、ビンナガマグロの缶詰を販売している。今回は、南予の水産業を盛り上げようと水産会社の提案を受け訪れた。 3年の稲葉千尋さん(17)が、宇和島市で養殖された体長約1.5メートル、重さ約50キロのクロマグロを約30分で部位ごとに切り分けた。包丁で豪快に骨を外すと、会場から拍手がわき起こった。 2年の寺坂美和さん(17)はさばき方を解説し、エサなど養殖のこだわりや料理法も紹介。マグロがパック詰めして並べられると、早速家族連れらが次々に買い求めていた。
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