20年前、大洲高校の美術部員が手掛けた国立大洲青少年交流の家(愛媛県大洲市北只)本館にある壁画が、後輩部員の手でリニューアルされた。大洲の名所と四季を描くコンセプトは同じだが、天守が復元された大洲城や、大洲市と合併した旧長浜町の長浜大橋(赤橋)などが加わっている。 壁画のタイトルは「大洲の四季」。旧作は施設の開所20周年を記念して飾られた。作品の傷みが激しくなる中、11月に施設が開所40周年を迎えることもありデザインを一新。2、3年生13人が3~7月、放課後や休日を利用して仕上げた。 アクリル絵の具で描かれた新作は、15枚のパネルを合わせた縦3メートル横10メートルの大作。旧作にあったウ飼いや肱川でのカヌーの様子も盛り込んでいる。
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