南予地区の消防職員の交流と結束を深めようと、100メートルの廊下で雑巾がけのタイムを競うレースが1日、愛媛県西予市宇和町卯之町2丁目の宇和米博物館で初めて開かれた。職員36人が参加し、毎年行われている「Z―1グランプリ」さながらの白熱したレースを繰り広げた。 南予地区消防長会が交流会として主催。南予の全市町から、非番の10~40代の若手職員らが参加した。 レースを前に、西予市消防本部の菊池直消防長が「消防魂を奮い立たせて頑張って」と激励。上司や同僚らの声援を受けながら力自慢の男たちが2人ずつ走りを披露し、20秒台前半の好記録を連発していた。それでも「想像以上にきつかった」「訓練とは違うしんどさだった」などと話していた。
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