1次産業に関する県の研究成果を紹介する農林水産参観デーが1日、愛媛県松山市上難波の農林水産研究所と同市下伊台町の果樹研究センターで始まり、多くの農業関係者が県独自品種のかんきつ園地などを見学した。2日まで。 県が研究開発している栽培技術や新品種の普及を図ろうと毎年開催。18、19両日は久万高原町菅生の林業研究センターで、22日には宇和島市吉田町法花津のみかん研究所でも実施する。 果樹研究センターでは、高級中晩かん「甘平」の果皮がかさぶた状に変質する硬化症を防ぐ技術などをパネルで紹介。県内で発生しているキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」関係では、症状が出ている葉や枯れた枝を展示し、注意を呼び掛けた。
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