地域振興に自転車活用を　推進会議設立

　官民が連携し、自転車を活用した観光振興や地域活性化に取り組もうと、愛媛県内経済・農業５団体でつくる「サイクリング・パラダイスえひめ推進会議」の設立総会が２９日、松山市内であった。　会議は４１１の企業、団体などで組織。県が進める自転車新文化の普及・定着に向け、サイクリストらの交流人口拡大や自転車の環境整備を図る。　総会には関係者約１５０人が出席。会長の森田浩治県商工会議所連合会会頭が「産業界のビジネスチャンスとし、サイクル・パラダイス実現に向け、尽力してほしい」とあいさつした。　パネルディスカッションでは、中村時広知事や県自転車新文化総合アドバイザーの渋井亮太郎さんらが登壇し、自転車の振興策と経済効果について意見交換した。