殺処分される猫を減らそうと愛媛県獣医師会は市町と協力し、飼い主が不明で生後6カ月以上の雌猫の避妊手術を10月1日から無料で受け付ける。100匹程度を対象に31日まで。 2013年度に続き2回目。飼育管理ができるといった条件を満たし、市町(松山市は県獣医師会)を通して手術を申し込む。県獣医師会は約200万円の予算を組む。 13年度は275匹の申し込みがあり、寄付などを含め104匹に手術したという。 県によると12年度、県動物愛護センターに収容した猫は松山市を除いて3488匹。うち3393匹が殺処分された。 13年度は収容した2991匹のうち、2924匹を殺処分。啓発などの結果、減少したと県はみている。
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