金属加工や電気関係などの技術を競う第9回「高校生ものづくりコンテスト」の旋盤作業部門四国大会が14日、愛媛県松山市西垣生町のポリテクセンター愛媛であり、県大会を勝ち上がった工業高校の2、3年生ら7人が、100分の1ミリ単位の精密さを競った。 コンテストは、自動車整備、電気工事、測量など7部門で実施。旋盤作業部門は2時間をめどに、炭素鋼の円柱三つを高速で回転させて固定した刃物で削り、長さ12センチ、直径最大5.2ミリの一つの部品に組み立てる。設計との誤差、仕上げの滑らかさ、組み合わせた際の緩み、安全への配慮などが採点された。
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