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松山圏2次救急 「済生会」も単独輪番に

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 松山医療圏の2次救急医療の輪番体制で、病床が400~800規模の病院が担っている単独での輪番を、10月から病床170の済生会松山病院(愛媛県松山市山西町)も受け持つことが28日、松山市医師会や市への取材で分かった。医師不足などをきっかけに、一部病院でこれまで通りの救急患者受け入れが難しくなり輪番体制の再編が必要となったためで市医師会は「来年3月末までの暫定措置」としている。 輪番病院は市内14病院で構成。現在は、3病院が単独で、残り11病院が2、3病院一組となった5グループで、8日に1回ずつの輪番を担っている。中予6市町の入院や手術が必要な急患らを受け入れている。 11病院のうち松山城東病院(松末2丁目、90床)が、常勤医の平均年齢上昇や看護師不足などを理由に「救急車を現状通り受け入れ続けるのは難しい」事態となった。 このため、市救急医療対策協議会(会長・村上博市医師会長)が病床数や診療科目などを踏まえ、10月から輪番体制を再編する。

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