10月5~7日開催する愛媛県の松山地方祭を前に、松山市内の神輿(みこし)29体が集う「2014大神輿総練(そうねり)」が28日、松山市堀之内の城山公園であり、かき手が豪快な差し上げや鉢合わせなどを披露し、観客を魅了した。 秋祭りを観光資源の一つにし、地域活性化を図ろうと、実行委員会が2010年から開催。今年は松山神輿の他に北条地区の風早だんじり、宇和島牛鬼、新居浜太鼓台が参加した。 大洲藩鉄砲隊の号砲を合図に先頭の女神輿8体が入場し、会場に華やかさを振りまいた。各団体は「ヨイサ」の掛け声で威勢よく神輿を担ぎ、今出大神輿は、神輿を大きく揺らして地面に落とす独特なかき方を紹介。「四角さん、八角さん」として知られる古町大神輿会などが鉢合わせを行った。
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