10月8日の「骨と関節の日」を前に、愛媛県内の整形外科医が28日、「整形外科電話相談室」を開き、腰や肩の痛みを訴える高齢者らの相談に丁寧にアドバイスした。 県整形外科会と県臨床整形外科医会が毎年実施。今年で18回目。毎年約100~120件の電話があり、腰や膝、首などの痛みに関する70~80代の高齢者からの相談が多いという。 この日は松山市三番町4丁目の県医師会館に整形外科医16人が集まり、四つのグループに分かれ、交代で104件の相談を受けた。 転倒して腰を打った80代の女性は、検査で異常なしと診断されたが、体を起こす際などに痛みがあると相談。医師は「腰椎圧迫骨折などの可能性もある。再度受診してほしい」と助言した。膝の人工関節の手術に悩む別の80代女性には「痛みの緩和につながる」と手術を勧めたという。
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