坂本龍馬脱藩に思いをはせて歩く「第26回わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」が28日、愛媛県大洲市河辺町地区であり、県内外の304人が山道を踏みしめた。 脱藩の道15キロを歩くAコースと屋根付き橋周遊も含めた17キロのBコースで実施。河辺町三嶋の河辺ふるさと公園であった出発式では、主催する河辺坂本龍馬脱藩の道保存会の梅木良照会長が「龍馬をしのびながら、少しずつ色づく山々を楽しんでください」とあいさつ。参加者は完全踏破を願い、全員で「エイエイオー」の掛け声を上げて出発した。 今回の龍馬役の一人は、脱藩時に龍馬が向かった長浜地区で地域おこし協力隊員を務める大川原和人さん(33)。編みがさに羽織はかま姿で「龍馬の志が好きです。きょうは無事にゴールしたいです」と話していた。
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