海の日の15日、愛媛県内各地でフェリーの体験乗船や巡視艇の一日船長任命式などがあり、参加者は航海を楽しんだり海の事故防止を呼び掛けたりした。今治市湊町2丁目の来島海峡海上交通センターは内部を一般公開、来場者は海の安全を守る同センターの役割を学んだ。 一般公開は1998年から毎年実施。全国各地の灯台のパネル展示や高性能レーダーなどを使った管制業務を見学し、職員から来島海峡航路の説明を受けた。 4階屋上からは、同航路を航行する貨物船などを眺め、同市高橋の越智燦士ちゃん(5)は「船がいっぱいいて、きれいな景色だった」と笑顔で話した。 今治海上保安部は同市片原町1丁目の今治港で瀬戸内しまなみ大使の佐々木真以さん(28)と渡辺愛実さん(26)を巡視艇の一日船長に任命。また、親子連れ約180人が同海保の巡視艇「せとぎり」と「いよなみ」に乗船、同海峡周辺や燧灘を体験航海した
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