愛媛県今治市は25日、隣接地に建て替えを計画している今治クリーンセンター(同市町谷)周辺で8月下旬に実施した地下水調査の結果、観測用井戸1カ所から環境基準(1リットル中0.0005ミリグラム以下)の1.8倍に当たる0.0009ミリグラムの総水銀を検出したと発表した。 この観測井戸では2012年2月と13年2月に基準の2.4倍、同5月には3倍の総水銀を検出した。 市は新センター建設予定地で大量の埋設廃棄物が見つかったため、11年5月に調査を開始し、今回で12回目。センター下流の5カ所に掘った井戸から地下水を採取し、鉛やヒ素など28項目をチェックした。
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