インドネシアへの食品輸出を目指す県内企業の商談会が25日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであり、9社が養殖魚や水産加工品、日本酒、みそなどを現地バイヤーに売り込んだ。 県内企業の海外販路開拓につなげようと、県などが主催。インドネシア最大の日本食品輸入商社のマスヤと、日本食品の輸出を手掛けるJFCジャパン(東京)のバイヤーを招いた。 石鎚山の名水を使い無添加にこだわったアイスバーなどを手掛ける名水アイス(西条市)の曽我部孝行代表取締役(69)は「現状で輸出はしていないが、常夏の気候で人口が多いインドネシアの市場は魅了的」と商品をアピール。しょうゆ、酢、ポン酢をスイスと中国に輸出している森文醸造(内子町)の森秀夫社長(67)は「10年先を見据え海外取引を増やしたい」と話した。
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