一生懸命がんばるにゃん―。２０１５年３～１１月に愛媛県宇和島市で開催される「宇和島伊達４００年祭」のマスコットキャラクター「伊達にゃんよ」が２５日、宇和島市役所でお披露目され、市職員らが見守る中、イベント周知に向けた熱い思いを語った。 ４００年祭は、宇和島藩の開藩４００年を記念して市や商工団体などでつくる実行委員会が主催。藩の歴史や文化、伝統を後世に伝えるとともに、宇和島地域の知名度向上や活性化を目指す。 伊達にゃんよは、県の南予観光ＰＲキャラクター「にゃんよ」のアレンジ版で、初代藩主伊達秀宗が使った甲冑をデザイン。前立にミカン、腕には真珠のブレスレット、さらに手にタイの軍配、背中にはハマチの刀―。宇和島色を前面に押し出した「伊達な」装いでコーディネートされている。年齢・性別は不明だが、「宇和島鯛めし」が大好物だという。 市役所では、地元夏祭りの楽曲「ガイヤ・オン・ザ・ロード」のビート音に合わせ、リズミカルに体を揺らしながら登場。実行委会長の石橋寛久市長から「先頭に立って頑張ってほしい」と激励を受けた。
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