県警生活安全企画課は24日、愛媛県新居浜市など3市1町で市職員や銀行員などをかたった不審電話が計7件相次いだとして、特殊詐欺被害警報を出した。 生企課によると、24日午前、新居浜市と松山市の67~80歳の5人の自宅に、各市の職員を名乗る男から電話があり、医療費などの還付があるとうその説明をした。その後、金融機関職員を名乗る男が電話で現金自動預払機(ATM)での手続きを持ち掛けた。「スーパーに係の者を行かせる」と言われたケースもあった。 西条市と上島町の60代の男女には、証券を購入する権利や、届いた封筒を「譲ってほしい」と求める電話があった。生企課は「身に覚えのない権利や名義を譲渡すれば、後で脅されるケースもある」と注意を呼び掛けている。
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