平和の鐘の音、世界へ響け―愛媛県宇和島市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」で23日、国連が定める国際平和デー(9月21日)にちなんだチャリティーイベントがあった。世界の恒久平和を願い65カ国の貨幣などを鋳込んでつくった「平和の鐘」を元宇和島市長の故中川千代治氏がニューヨークの国連本部へ寄贈して60周年ということから記念式典も開かれ、集まった約200人が世界平和を願った。 東日本大震災発生後、チャリティーイベントを行おうと2011年から毎年、実行委員会(山下武久会長)が開催。開会式では石橋寛久市長が「国際平和デーは世界であまり認知されていないので、『世界絶対平和都市』を昨年宣言した宇和島から活動を広めていければ」とあいさつ。代表者らが平和の鐘のレプリカを鳴らした。
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