「津波だ、逃げろ」―。東南海・南海地震などへの防災意識を高めてもらおうと、愛媛県松山市和気町2丁目の和気浜海岸で15日、大声大会があり、住民ら約160人が有事を知らせる声の大きさを競った。 和気公民館が防災訓練の一環で2008年から開き、6回目。競技は、子ども、大人、高齢者の3部に分かれ、2人一組で実施。災害の周知に効果的な言葉を考え、音量測定器に向かって力いっぱい声を張り上げた。 子どもの部は112デシベルを出した和気小4年宇野美潤さん(10)と田中颯音さん(9)が優勝した。
↧