愛媛県松山市堀之内の県美術館で15日、一日講座「ことばであそぼ」があり、子どもたちは作品の感想を自分の言葉で表現し芸術に親しんだ。 未就園児から小学1年までの7人が参加。まずは「きれい」「大きい」「短い」などの言葉からイメージするものを発表。動物が描かれた日本画を見て「ライオンのしっぽが長い」「猿の顔が丸い」など感じたことを言い合った。 県美術館の鈴木有紀専門学芸員は「鑑賞し自分で考えて表現することで、作品に近づくことができる」と目的を説明。「ライオンの目が怖い」と感想を話した中越健太ちゃん(5)=同市余戸西6丁目=は「楽しかった。動物園に行きたくなった」と振り返った。同館は9月1日にも同講座を開く。
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