米山のロビー展始まる　掛け軸や短冊約２０点

　愛媛県松山市出身の書家三輪田米山（１８２１～１９０８年）の掛け軸や短冊など約２０点を集めたロビー展が１６日、同市森松町の愛媛銀行森松支店で始まった。大半の作品が支店管内の個人の所有で、一般初公開。３０日まで。　米山顕彰会などの協力で同行が主催。１６日のオープニングセレモニーでは、同会の三浦和尚会長が「米山の評価は全国的に高まっているが、松山では身近過ぎて実感しにくい。（ロビー展は）書に親しみ正しく評価する機会になる」と述べた。