地域力の向上などを目的に、公民館地区単位での新たな住民団体設立や活動を愛媛県四国中央市が支援する「地域コミュニティ協議会」事業のワークショップ(WS)が18日、市内豊岡地区で始まった。市は豊岡、川滝、蕪崎の3地区をモデル地区に指定しており、参加した住民らが地域課題の解決に向け意見を出し合った。 豊岡公民館(豊岡町豊田)であった会には自治会、婦人会、学校運営、消防団活動などに関わる住民らと、地区在住の市職員ら計約50人が参加。講師のりそな総合研究所(大阪市)の藤原明さん(46)が「協働はお互いを認め合う相互理解がベース」と強調。住民らは10人前後に分かれ地域活動での成功や失敗の体験を語り合い、共感したり印象に残ったりした内容を書き出す作業を進めた。
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