四国電力伊方原発の事故に備えた県の原子力防災講習会が18日、愛媛県西予市役所であった。市や消防、警察から約30人が参加し、市の避難行動計画などについて理解を深めた。30キロ圏内にある他の6市町でも順次開く。 30キロ圏内の7市町は県広域避難計画に基づき、昨年11月までにそれぞれ避難行動計画を策定。講習会は計画の浸透を図る目的だ。 講習会で県は避難の判断基準を説明。放射性物質の放出前から避難準備することを前提に、重大事故の恐れがある場合には30キロ圏内で屋内待避の準備をするなど、事態区分ごとの行動を示した。
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