河川などで採取した石を台座に据え、形や色合い、模様に自然の趣を感じて楽しむ「水石(すいせき)」の展示会が19日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで始まった。21日まで。 同市や今治市などの愛好家16人でつくる八石之会(国分祐三会長)が主催し27回目。石手川や肱川、仁淀川など県内外で採取した計40点を出展している。 国分会長(67)によると、石は日に当て風雨にさらす「養石(ようせき)」により趣が増すという。長年手をかけて深みのある本来の色が現れた「油石(あぶらいし)」や、クモの糸のような模様が特徴的な「糸掛石(いとかけいし)」など味のある作品が並ぶ。
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