伊予鉄道(愛媛県松山市)は17日、郊外電車全線で自転車を解体せずに持ち込める「サイクルトレイン」を、27日から来年3月29日まで土日祝日限定で実証実験として運行すると発表した。自転車の持ち込みは無料。同社によると、常時サイクルトレインを運行する事業者は全国に15社あるという。 対象駅は、大手町、石手川公園、鷹ノ子を除く32駅。持ち込める自転車は1列車につき上限10台で、1車両の約3分の1のスペースを活用する。利用は先着順。昼間の時間帯であれば15分に1本運行している。 車両は一般利用客と混乗のため、床に線を引くほか、ステッカーで「自転車持ち込みスペース」であることを示す。安全利用を促すため、各駅などに注意事項を記したポスターも掲示する。
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