愛媛県八幡浜市の真穴小学校が18日、全国有数のかんきつ産地として知られる地元の園地で、ハートの形をした特製ミカン作りを始めた。福祉施設などにミカンを贈る同校伝統の「愛のみかん運動」で用いる予定にしており、ことしは新しい形の愛情も届けられそうだ。 「ハートみかん」の栽培に取り組んでいる真穴青壮年同志会(和気直忠会長)の呼びかけで、6年生10人が挑戦。児童はハートみかん作りを支援している県八幡浜支局産地育成室の職員から栽培方法などの説明を受けた後、園地に向かった。 ハートみかんは5センチ弱の青い果実に型枠を付け、成長とともにハート形にする。測定器具を使ってちょうどいい大きさの果実を探し出した児童は同志会メンバー11人と一緒に型枠を丁寧に取り付けた。
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