2017年の愛媛国体後に開かれる全国障害者スポーツ大会の会場バリアフリー調査が16日、愛媛県松山市上野町の県総合運動公園であった。障害者関係団体の職員ら22人が、段差解消のスロープや多目的トイレの整備状況などを確認した。 大会は17年10月、中予など9市町の15会場で開催。選手約3500人が参加する。 県実行委員会は14年10月までに全ての施設を調査し、15年度に策定する基本設計に反映させる。車いすやオストメイト(人工肛門・ぼうこう保有者)対応トイレ、車いす観覧席などを設置する予定だ。 16日は、開閉会式などを開く県総合運動公園陸上競技場で、バックスタンドやサイドスタンドを視察。出入り口の段差やスロープの幅と斜度、トイレの広さや数、表示の明確さなどをチェックしていった。
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