愛媛県今治市が同市町谷に建設を計画している新ごみ処理施設をめぐり、市は16日までに、建設予定地で見つかった廃棄物への対応などについて説明を求めていた町谷愛供自治会(小川平会長)に、菅良二市長名の回答書を出した。 2011年度に予定地で大量の埋設廃棄物が見つかり、市の地下水調査で環境基準を超える総水銀が検出されている。 回答書で市は、周辺下流域に上水道が完備されており、地下水の飲用も確認されておらず「生活環境への影響はない」と説明。ダイオキシン類については「(汚染防止調査が必要な)調査指標値を下回っており、今後も調査を行う考えはない」などとしている。
↧