広見川や四万十川が流れる風光明媚（めいび）な愛媛・高知県境を行くサイクリングイベント「四万十・南予横断２（ツー）リバービューライド」が１４日、愛媛県宇和島市三間町務田の道の駅「みま」を発着点に開かれ、県内外から参加した約２００人が初秋の風が吹き抜ける県境コースを駆けた。 両県と関係５市町、道の駅でつくる「予土県境地域連携実行委員会」主催。国道３８１号やＪＲ予土線でつながる予土地域の活性化を目的に、上級（約１６７キロ）と中級（約５７キロ）の２コースで初めて実施した。 早朝の開会式を終えた午前７時半、中村時広、尾崎正直両知事を先頭にスタート。快晴の下、鬼が城山系を望む田園地帯を抜け、大自然に囲まれた清流を眺めながら、高知県側の折り返し地点を目指してペダルをこいだ。 途中の各道の駅にはエイドステーションが設けられ、地元スタッフらがきじ鍋や天然ウナギのおにぎり、アオサノリの天ぷらなどでおもてなし。参加者は景観だけでなく、ご当地グルメも楽しみ、予土地域の魅力を存分に体感していた。
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