中秋の名月にちなんだイベント「観月会&一夜限りのキャンドルアート」が9日夜、愛媛県新居浜市新須賀町3丁目の市営野球場であった。満月の下、キャンドル1万個の光で描きだした地元のゆるキャラ「新居浜まちゅり」などを観賞しながら大勢の市民が親睦を深めた。 地域活性化へ、新居浜校区まちづくり推進委員会(青野久夫委員長)が国や市などの助成を受けて昨年度、始めた。 9日昼に住民や地元の新居浜小の児童ら約100人がプラスチックカップにろうそくを立てたキャンドルを内野グラウンドいっぱいに並べて準備。愛嬌たっぷりにほほ笑む巨大なまちゅりのほか、8月に新居浜へ招いた福島県の小中学生19人との縁を大切にしていこうと、子ども同士が手をつなぐ様子を「希望と笑顔を!新居浜から福島キッズへ」の言葉を添えて表現した。 来場者は振る舞われたいもたきを味わいながら、キャンドルアートを写真に収めたり観客席から眺めたりして満喫していた。
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