2012年、愛媛県西条市の加茂川に幼稚園のお泊まり保育で来ていて流され亡くなった吉川慎之介ちゃん=当時(5)=の遺族らが、保育・教育現場の危機管理などを研究する「子ども安全学会」を7日立ち上げ、東京の日本外国特派員協会で講演会を開いた。 学会は、教育現場で子どもを亡くした複数の遺族や専門家らが、これまで行っていた勉強会を発展させる形で発足。幼稚園や学校などで起きた子どもの事故事件の情報共有や研究、シンポジウムなどを通して、情報発信や提言をしていく。 講演会では、「保育・教育現場の事故事件から子どもの安全を考える」をテーマに大学教授ら3人が登壇し、教育関係者など約50人が集まった。
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