地域医療を考える「あいなん医療研修会」が6日、愛媛県愛南町御荘平城の御荘文化センターであり、高知大医学部家庭医療学講座の阿波谷敏英教授が「地域とともに創る地域医療」と題し講演した。 研修会は子育て中の母親らでつくる「あいなん小児医療を守る会」が2012年から催し3回目。町民ら約110人が参加した。 阿波谷教授は、国全体の医師数が増えても地方の医師不足が解消されない現状に触れ「地域のことを考える医療者を養成できていないのでは」と指摘。学生に地域医療の魅力や意義を学んでもらおうと高知大が取り組む地域医療教育を紹介した。
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